みなさまこんにちは！
【安達のお仕事シリーズ】
〜ピタッとおさまるボブ編〜
はい。
やってまいりました。
今回のお客様は、肩につく長さのボブからワンレングスのアゴラインのボブにカットしていきます。
彼女の【オーダー】は
『顔周りや襟足は無理でもいいから、少し結べる長さにしたい。』
『左側がはねるからなんとかしたい。』
『前髪は作りたくない。』
と言うオーダーでした。
『結べる長さにしたい』
となると、肩ぐらいの長さなんじゃないの？
と僕はいちど聞いてみたのですが、少し落ちてきてもいいからギリギリ結べればいい。
との事だったので、顔周りの髪の毛が落ちてきたり、襟足が結べなくてもいいのか？
そういった細かいところを確認した結果
、、、、、、
『結構切れるぞ！！』
と言うことになり、アゴラインのボブに決定しました。
まずは切る前の画像をどうぞ。
【仕事】で結ぶようなので、そういったところも踏まえて、長さを決めていきます^ ^
なぜ、アゴラインなのかと言うと、彼女の頭の形としては、後頭部の丸みがかなりしっかりあり、中途半端な長さで切ると収まりが悪く重たく見えやすいのです。
なので頭の丸みに合わせてみるとアゴのラインが1番収まりが良いのかなと。。。
襟足の長さを設定した結果、顎の長さになったと言う所でもありますが、、、
どういうことかと言うと、、、、、
写真でわかりやすく説明してみたいと思います。
この赤い線が頭の形です。
肩の長さで、切るとこのように頭のくぼんでいるところに髪の毛が溜まり厚みが出て重く見えます。
なのでこのように顎の長さでカットして、なおかつ四角いシルエットにならないようにカットで丸さをつけていきます。
そうすることにより頭の形も綺麗に見えるし女性らしい、丸さのあるボブの出来上がりです^ ^
頭の丸さがしっかりにある人は、少し、やぼったく見えやすいので、その辺を長さやカットのシルエットで調節してあげるのがとても大切だと思います。
彼女は前髪を切りたくないようなので、サイドの髪の毛と全く同じ長さにしてかき上げるような大人っぽい雰囲気にしてみました。
彼女の【髪質】は
髪の毛の量は多め
髪の毛の太さはやや太め
クセが少しあってうねりが出やすいです。
特に左の耳後のクセ強いので乾かすときに左側から前に引っ張るように乾かしてクセを伸ばしていきます^ ^
基本的には乾かし方さえしっかりしていれば大体きれいに収まります。
クセが強くて収まらなくても、乾かす段階である程度クセを、伸ばすことができていると、ブローやストレートアイロンを通す時間がとても短縮できます。
トップをあまり潰さないように乾かして、など、細かいことなんですけど、そういったところを意識するとスタイルのクオリティーが格段に変わってきます。
僕がいつもお客様に伝えているのは
『ある程度全体が乾いたら、とりあえず手グシを通して引っ張りながら、前に乾かす』
とりあえずはこれに尽きます。
後はその方に合わせてバランスの取り方を説明させてもらうのですが、大体ここで完璧です^ ^
とりあえずドライが大事なんです！
手グシであろうが、ストレートアイロンだろうが、ブローであろうが、カットラインに合った向きに乾かす言うのがとても大事です！
そうして乾かして出来上がったスタイルがこちらになります。
ぴたっと収まった、きれいなボブが完成しました^ ^
軽く艶を出すためにストレートアイロンを最後に使っています。
しっかり乾かす時間がない時はストレートアイロンに頼っちゃってください^ ^
切る前の画像がこちら。
切った後がこちら。
絶対こっちの方がいいですよね^ ^
首も長く見えるし、スッキリして知的に見えます^ ^
スタイリング剤はワックスは使わずにシアバターをなじませてクシとかせばお終いです！
今回のお客様は今度の撮影のモデルさんなので、撮影のスタイルもぜひ楽しみにしていてくださいね^ ^
今日僕がこのブログで伝えたかった事は
『頭の形に合わせた長さがあります』
『結べればいいと言っても、色々あります。』
『撮影楽しみ。』
と言った感じです。
【安達のお仕事シリーズ】
〜ピタッとおさまるボブ編〜
昨日は以上です^ ^
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