お客様自身が感じられていたお悩みは「うねり・広がり・乾燥」でした。雨や湿気の多い日、アイロンで丁寧にスタイリングしてもすぐに髪が膨らんでしまったり、まとまらなくなったり――


そんなストレスが毎朝のルーティンになっていたとのことです。 一方で美容師としてプロ視点で見た時、カラーによるダメージが蓄積されており、髪の水分バランスが乱れている状態でした。具体的には、キューティクルの開き、髪内部のタンパク質・水分の流出、乾燥毛・広がりやすい毛が混在していたため、「クセ」だけではなく「ダメージ＋湿気」という複合的な原因が重なっていました。



髪が広がる原因は、クセ毛そのものに加えて“髪が湿気を吸収して膨張する”ことにあります。髪内部の水分バランスが乱れていると、この膨張しやすい状態がさらに強くなります。




また、梅雨・夏の湿気対策として、縮毛矯正は「湿気で広がりづらくする」選択肢としても非常に有効です。


以上から、お客様には「クセ＋ダメージ＋湿気対策」の複合ケアが必要であり、その中で縮毛矯正が最適と判断しました。

まず、カウンセリングでは次の3点を丁寧にお伺いしました。


- 髪の履歴（カラー、ブリーチ、過去の縮毛矯正など） - 日常のスタイリング環境（アイロン使用、湿気や汗の多い環境、洗髪・ケア習慣） - お客様が理想とする髪の質感・スタイル（自然にまとまるストレート、ツンツンにならない柔らかい仕上がり）



ここで重要なのは、「ただ真っ直ぐにすれば良い」という安易な発想ではなく、「髪のダメージレベル」「水分・タンパク質の状態」「クセの強さ・広がりやすさ」によって薬剤選定・アイロン操作・施術のパワーを調整することです。実際、ダメージのある毛には強すぎる薬剤や高温アイロンは逆効果になることがあります。




また「ナチュラルな美髪」というお客様のご希望から、ツンツンすぎない自然なストレートラインを目指すことも確認しました。

今回の施術では次のような流れと工夫を行いました。

仕上がりとして、お客様には次のような変化がありました。 - 手触りは「サラサラ」、今までの「パサつき・広がり」が感じられない。 - クセがなくなり、まとまりが出て、毎朝のスタイリングが格段に楽になった。 - 表情にも安心感・喜びが見られ、「湿気の日も怖くない」というお声をいただきました。

このように「外的要因（湿気・雨・汗）で左右されない髪の安心感」が、お客様の心に安心と余裕をもたらしました。美容師としても、「選んでよかった」と感じられる瞬間でした。

せっかくの縮毛矯正。仕上がりを長持ちさせるための日常ケアも非常に重要です。以下のポイントをご紹介します。

「縮毛矯正」という言葉には、かつて「真っ直ぐすぎて不自然」「ツンツンになる」「ダメージが怖い」といったネガティブなイメージがあったかもしれません。しかし、今は薬剤・アイロン技術・ケアの知識が進化し、『ナチュラルにまとまる美しいストレート』を実現する時代です。実際、お客様の事例でも「サラサラ」「艶」「まとまり」が叶いました。

特に「湿気で広がってしまう」「乾燥でまとまらない」「カラーでダメージしている」そんなお悩みを抱えている方にとって、縮毛矯正は選択肢のひとつとして非常に強力です。そして大切なのは「施術後のケア」と「ご自身の髪を知ること」。美容師と一緒に最適なプランを作ることで、日常のストレスから解放されたヘアライフが待っています。

もし、今まさに「ナチュラルな美髪になりたい」「湿気でも安心できる髪になりたい」と思われたら、お気軽にご相談ください。あなたの髪の状態・履歴・ご希望を丁寧にお伺いした上で、最適なご提案をさせていただきます。

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「ナチュラルな美髪」の扉を、一緒に開いていきましょう。