「朝、しっかりアイロンで伸ばしたはずなのに、外に出ると表面の髪だけがふわっと戻ってしまう…」
そんなお悩みを抱えている方はとても多いです。特に湿気の多い日や風が強い日は、鏡を見るたびにがっかりしてしまいますよね。

実は、この「表面の髪だけうねる・ほわっと広がる」現象には、髪質や生活習慣、ケアの仕方など、さまざまな原因があります。そしてその原因を正しく理解し、あなたの髪に合わせた対策をすることで、外に出ても崩れにくいつるんとしたまとまりを手に入れることができます。

この記事では、美容師のプロ目線から「表面の癖が出る原因」と「おすすめの改善方法」、さらに「サロンでできる施術例」を分かりやすくご紹介します。毎朝のスタイリングを少しでも楽にしたい方、髪の悩みを解消して自信を持ちたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

表面の髪だけがうねるのはなぜ？

髪全体ではなく「表面だけがうねる」「上の部分だけが広がる」というのは、多くの方に共通する悩みです。
その原因を理解することで、適切な対策が見えてきます。

1. 髪の水分バランスの乱れ

髪の毛は湿気を吸いやすく、特に表面は外気にさらされやすいため、内部と外側で水分量に差が出ます。この差が「ほわっとした癖」として現れるのです。

2. 髪質の特徴

細く柔らかい髪は湿気を含むと膨らみやすく、太くて硬い髪はねじれるような癖が出やすい傾向があります。特に表面は毛量が少なく繊細なため、他の部分より影響を受けやすいです。

3. 日常のダメージ

紫外線や摩擦、アイロンの熱などによってキューティクルが傷むと、表面がざらつき、髪が膨張して見えます。これも「ほわっと広がる」原因のひとつです。

自宅でできる表面の癖対策

1. 正しい乾かし方

髪を下から持ち上げて乾かすと広がりやすくなるため、ドライヤーは上から下に風を当て、キューティクルを整えるように乾かしましょう。

2. スタイリング剤の選び方

オイルやクリームを表面に軽くなじませるだけで、髪の毛を湿気から守り、ツヤ感を演出できます。ポイントは「つけすぎないこと」。重くならない程度に薄く均一に。

3. 朝のアイロンは低温で

高温でしっかり伸ばすと一時的には綺麗になりますが、ダメージでかえって癖が出やすくなることも。160℃前後で軽く通す程度がベストです。

美容室でできるプロの改善方法

表面の癖を抑えるには、自宅ケアだけでは限界があります。美容室だからこそできる施術を紹介します。

1. 部分ストレート（表面のみ）

全体をまっすぐにせず、気になる表面だけをナチュラルに整える方法。自然な仕上がりで、手触りも柔らかく保てます。

2. 髪質改善トリートメント

髪の内部に栄養や水分を補い、キューティクルを整えることで、湿気に強い髪質に導きます。定期的に続けると効果が持続します。

アンリオでは資生堂のサブリミックトリートメントを取り扱いしています！

3. カットの工夫

毛先が重くなりすぎると、表面の髪が浮いて見えます。髪質に合わせたカットで、まとまりやすい土台を作ることが可能です。

Before & Afterで見える変化

「Before」：表面だけがうねってしまい、アイロンをしても外に出るとすぐに戻る。
「After」：表面がつるんとまとまり、湿気の多い日でも安心して過ごせる。

お客様の多くは、仕上がりを見て「これなら外出しても気にならない」「毎朝の準備が楽になった」と笑顔になります。

心の変化も大切に

髪が整うと、鏡を見るたびに気分が良くなり、自信を持って人と会えるようになります。
「髪の悩みがなくなると、こんなにも気持ちが軽くなるんだ」とおっしゃるお客様も多いです。

まとめ：表面の癖で悩んでいるならプロに相談を

表面だけがほわっと広がる、うねる…それは決して珍しい悩みではありません。
大切なのは「原因に合わせたケア」をすることです。

自宅では乾かし方やスタイリング剤を工夫する

サロンでは部分的なストレートや髪質改善トリートメントで対応する

これらを組み合わせることで、毎日のストレスから解放され、つるんとまとまる髪を手に入れることができます。

行動を変える第一歩

もしあなたも同じように「表面の癖」に悩んでいるなら、まずは一度ご相談ください。
一人ひとりの髪質やライフスタイルに合わせて、最適なケアをご提案させていただきます。

「同じように表面の癖で悩んでいる方はぜひご相談ください」
その一歩が、明日のあなたをもっと素敵にしてくれます。