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赤みを打ち消して柔らかさアップ!ロングレイヤー×オリーブベージュカラー術

「赤みを消したい」「透明感がほしい」そんな願いを叶えたいけど、ブリーチはしたくない——。この想いは多くの女性が一度は抱える共通の悩みです。今回は、9トーンのオリーブベージュカラーを使い、ブリーチなしで叶える“柔らかな透明感”をご提案。さらに、髪の動きを引き出すロングレイヤーと、美しさを持続させるオージュアトリートメントで仕上げた、垢抜けスタイルをご紹介します。

1. オリーブベージュカラーの魅力とは?

1-1. なぜ赤みは嫌われるのか?

日本人の多くはメラニン色素の関係で、髪に赤みやオレンジ味が出やすいという特徴があります。明るく染めても時間が経つと「なんとなく赤っぽい」「髪が重たく見える」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。この“赤み”があるだけで、柔らかさや透明感は大きく損なわれてしまうのです。メイクやファッションにこだわっても、髪色が重いと印象がまとまらない——それが赤みの影響なのです。

1-2. オリーブベージュが叶える透明感

オリーブベージュは、グリーン系の色味(オリーブ)が赤みを打ち消し、ベージュの柔らかさで優しさを足した万能カラーです。ブリーチなしでも赤みを抑え、ナチュラルに肌をトーンアップ。髪に“透け感”を生み出すこのカラーは、実は光との相性も抜群。日常の光や自然光で髪がキラっと柔らかく見え、写真映えも抜群です。オリーブベージュは、ただおしゃれなだけでなく、「肌を明るく」「髪をやわらかく」見せる視覚効果も期待できるのです。

2. ブリーチなしでも叶う透明感カラーの理由

2-1. 9トーンの絶妙な明度設定

ブリーチなしで透明感を出すには、トーン設定が非常に重要です。明るすぎると赤みが残り、暗すぎると透明感が出ない——その間を取った“9トーン”はまさに絶妙。自然な明るさと落ち着きを両立し、誰にでも似合いやすい仕上がりになります。特に初めてオリーブベージュに挑戦する方には、この明度が最も扱いやすく、失敗しにくいカラー設定と言えるでしょう。

2-2. 弱酸性カラーで髪に優しく

髪へのダメージを最小限に抑えるために、弱酸性カラーを使用しました。アルカリ性カラーに比べてキューティクルへの負担が少なく、施術後の手触りも格段にアップ。さらに、弱酸性はカラー後のpHバランスも整いやすく、褪色を抑える効果も期待できます。「カラーを繰り返すたびに傷んでしまう…」と悩んでいる方には、特におすすめの施術です。

3. カットで印象は変わる:ロングレイヤーの効果

3-1. 重たく見える髪に軽やかさを

カラーだけでなく、スタイルにも透明感を加えるために、ロングの長さを活かしつつレイヤーをプラス。レイヤーカットを入れることで髪に空気感が生まれ、動きやすくなります。毛先が揺れるたびに光が入り込み、カラーの陰影が生まれるので、同じカラーでも立体感が際立ちます。これは“髪の質感”をデザインする上での大切なテクニックです。

3-2. 顔まわりの印象もソフトに変化

レイヤーは、顔まわりの骨格補正にも効果的です。顔のラインに沿って自然に落ちる毛束が、フェイスラインをシャープに見せ、小顔効果も。さらに、柔らかなラインが目元や頬の印象も和らげ、ナチュラルで女性らしい雰囲気に変えてくれます。スタイリング次第でアレンジも自在。TPOに合わせた表情の変化も楽しめます。

4. オージュアトリートメントの実力

4-1. 髪質に合わせたパーソナライズケア

オージュアは、日本人の髪質や生活環境に合わせて開発された、サロン専用のトリートメントブランド。カウンセリングによって、一人ひとりの髪質に合わせた最適なケアを提案できるのが特徴です。乾燥・うねり・ダメージ・ボリュームダウンなど、さまざまな悩みに対応し、カラー後の髪も内部からしっかり補修。美しさの「持続力」が違います。

4-2. カラーの持続とツヤ感アップ

オージュアは、カラー後の褪色を防ぎつつ、カラーの色味をより美しく保ちます。また、トリートメント直後のツヤ感が1週間、2週間と持続し、「お手入れがしやすくなった」「ツヤが続いてうれしい」という声も多くいただいています。今回のオリーブベージュカラーと合わせることで、色味と質感、どちらもワンランク上の仕上がりになりました。

5. 施術前後での変化とお客様の声

5-1. Before:赤みと褪色が気になる状態

施術前のお客様は、カラーの褪色により赤みが強く出ていて、髪全体が重く見えてしまう状態でした。赤みがあるとどうしても“ツヤが減り、顔色も暗く見えてしまう”ことがあります。また、毛先にまとまりがなく、全体的に動きの少ない印象もありました。

5-2. After:柔らかさと透明感のある髪へ

施術後は、赤みがきれいに抑えられ、9トーンの明るさが自然な抜け感を生み出しました。光が当たると髪がやさしく透け、柔らかな印象に。カットによるレイヤーで動きも出て、見た目も軽やかに変化。お客様からは「気分が上がった!」と喜びの声をいただきました。

まとめ:透明感は“足し算”より“引き算”で叶う

透明感を出すために、明るくする・色を重ねるといった“足し算”に目が行きがちですが、本当に大切なのは「赤みを抑える」という“引き算”の視点です。オリーブベージュカラーはその代表例。さらにレイヤーで光の動きを作り、オージュアで質感を整えることで、誰でも“ブリーチなし”で透明感のある髪を手に入れられます。あなたもぜひ一度、体験してみてください。