日本人の髪は「赤系メラニン（フェオメラニン）」が多く含まれており、これが褪色の際に赤やオレンジっぽさを残す原因になります。以下に、赤みが出やすい髪の特徴をまとめてみましょう。

カラー後、数週間で赤茶っぽくなる

光に当たるとオレンジが目立つ

暗髪にしてもツヤが出にくい

柔らかく透明感のある色にしづらい

こういったお悩みは、適切なカラー選びと施術によって改善することができます。

「オリーブ」とは、グリーンベースの寒色系カラーのこと。赤みの反対色である緑を加えることで、髪の赤みを打ち消し、透明感や柔らかさを演出してくれます。

オリーブカラーの特徴：

赤みを打ち消す効果が高い

くすみ感がある分、肌の透明感が引き立つ

自然光で透けるような質感に

落ち着いたトーンでも重たく見えない

赤みが強い方には、寒色系のカラーの中でも「マット系」が特におすすめです。

施術事例紹介：赤みを抑えて透明感を実現したオリーブカラー

今回のお客様は、「カラーするとすぐ赤く抜けてしまう」「雰囲気を変えたい」というお悩みをお持ちでした。

また、髪質的に赤みが強く残りやすく、前髪も重めで顔まわりの印象が硬く見えるのが気になるとのことでした。

そこで今回は、

マット系のカラーで赤みをしっかり抑え、柔らかく見せる

シースルーバングで抜け感をプラスし、印象を軽やかに
という施術をご提案しました。

1.カウンセリング
　髪質や履歴を丁寧にチェックし、どんな色が似合うかを相談。赤みが出やすいこと、肌色との相性も考慮してマット系を提案。

2.前処理
　ダメージの少ない仕上がりになるように、トリートメントで保護。

3.カラー塗布
　赤みを抑えるために、グリーンをベースにしたマット系カラー剤を使用。明るさとくすみのバランスを調整。

4.前髪＆全体カット
　前髪は軽めにカットしシースルーに。顔まわりには自然なレイヤーを入れて動きと立体感を。

5.仕上げ
　ナチュラルにまとまるようにスタイリングし、柔らかいツヤをプラス。

髪の赤みが気になると、カラーのたびにストレスを感じてしまいますよね。でも、それはあなただけの悩みではありません。

そんな時こそ、「オリーブ系カラー」で透明感と柔らかさをプラスして、見た目も気分もぐっと変えてみませんか？

自分に似合う色を見つけたい方、赤みを抑えて垢抜けたい方、ぜひ一度ご相談ください。

この夏、あなたも“透明感カラー”で、もっと自分らしく輝いてみませんか？

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