2025.08.14

暖色系カラーで叶える艶髪｜那覇の髪質改善美容室

朝起きたときに髪が広がってまとまらない。湿気の多い日は髪がボワッと膨らんでしまう。
そんな経験をしている方は多いのではないでしょうか。

特にクセ毛の方は、髪の内部構造が直毛と異なるため、うねりや広がりが出やすい性質があります。そこにカラーや縮毛矯正を繰り返すと、キューティクルが損傷してさらに水分が抜けやすくなり、パサつきやゴワつきが加速してしまいます。

今回の記事では、那覇で髪質改善をお探しの方に向けて、実際のお客様事例をもとに「弱酸性カラー」を使ったダメージレスな艶髪施術をご紹介します。

Before：施術前の髪の状態

今回ご来店いただいたお客様は、以下のようなお悩みを抱えていました。

クセ毛で髪が広がりやすい

縮毛矯正とアルカリカラーの履歴があり、毛先が特にパサつく

艶がなく、全体的に老けた印象になってしまう

毎朝のスタイリングに時間がかかる

プロの美容師の目線から見ると、髪は中間〜毛先にかけて乾燥が進み、手触りが硬く、光を反射しにくい状態になっていました。これは、キューティクルが剥がれ、髪内部のタンパク質や水分が流出してしまっている証拠です。

髪のダメージと広がりの原因

クセ毛の広がりやダメージには、主に次のような原因があります。

1.キューティクルの損傷
　アルカリカラーや縮毛矯正は、髪のキューティクルを開いて薬剤を浸透させます。これを繰り返すことで、キューティクルが剥がれやすくなり、水分保持力が低下します。

2.髪内部のタンパク質流出
　髪はケラチンというタンパク質でできていますが、損傷が進むと内部から流出してスカスカの状態になります。これがパサつきやゴワつきの原因です。

3.うねりによる光の乱反射
　クセ毛は表面が波状になっているため、光を均一に反射できず、艶が出にくくなります。

弱酸性カラーを選んだ理由

ダメージが蓄積した髪に、さらに強いアルカリカラーを重ねると、状態は悪化します。そこで今回は、髪と同じ弱酸性領域で施術できる「弱酸性カラー」を採用しました。

弱酸性カラーのメリット

髪と同じpHで施術するため、キューティクルへの負担が少ない

色持ちが良く、褪色してもダメージを感じにくい

手触りがなめらかになり、まとまりやすくなる

さらに今回は、髪をより美しく見せるために暖色系カラーをチョイス。暖色系は光の反射を柔らかく見せ、髪の艶感を引き立てます。

施術プロセスの詳細

カウンセリングと髪質診断
　髪のクセの強さ、ダメージレベル、履歴を丁寧に確認し、最適な薬剤と施術方法を決定します。

前処理トリートメント
　弱酸性カラーの前に、髪内部に栄養と水分を補給するトリートメントを行い、薬剤ダメージを最小限に抑えます。

弱酸性カラー塗布
　髪の状態に合わせて薬剤を塗布。根元から毛先まで均一に染まるよう、塗布方法も調整します。

中間処理
　カラーの定着を助ける中間処理剤を使用し、色持ちと質感を高めます。

後処理トリートメント
　キューティクルをしっかり閉じ、艶をキープするためのトリートメントを施します。

After：仕上がりとお客様の反応

施術後は、毛先までしっとりとまとまり、手触りが大幅に改善しました。
光を受けて輝く艶髪になり、お客様からは「自分の髪じゃないみたい！」と喜びの声をいただきました。

特に、広がっていたシルエットが落ち着き、フェイスラインが引き締まって見える効果もありました。これは艶感とまとまりがもたらす視覚的効果です。