BLOG

前髪なし大人ボブ|幼く見せないバッサリカット

「バッサリ切ってボブにしてみたい。でも、幼く見えるのは嫌…」

初めてボブに挑戦するとき、似合うかどうかはもちろん、「毛量が多くてもまとまる?」「毎朝のセットが大変にならない?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

今回のお客様も、人生初のバッサリボブに挑戦。ご希望は、幼く見せず大人っぽい雰囲気を残しながら、乾かすだけでまとまり、毎日のドライヤーを楽にすることでした。

この記事では、毛量が多く乾燥しやすい髪をどのようにカットしたのか、前髪を作らない理由や毛量調整、まとまりを保つためのホームケアまで、美容師目線でご紹介します。

「ボブにしたいけど、一歩踏み出せない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

バッサリボブにしたい。でも幼く見えるのは嫌

「ずっと長かった髪を、思い切ってボブにしてみたい」

そんな気持ちはあるものの、いざ切るとなると不安になる方は少なくありません。

特に初めてボブにする方からよく聞くのが、

「短くすると幼く見えませんか?」

という不安です。

今回ご来店いただいたお客様も、人生初のバッサリカットでした。

ご希望を聞いていくと、

「幼く見えるのは嫌」
「乾かすだけでまとまる髪にしたい」
「ドライヤーの時間を短くしたい」

という3つのご希望がありました。

そこで今回は、ただ髪を短くするのではなく、大人っぽい印象と毎日の扱いやすさを両立することを目指してボブを作っていきました。

初めてのボブで大切なのは「何センチ切るか」だけではありません

ロングからボブへのバッサリカットとなると、

「何センチ切るの?」

「どのくらいの長さになるの?」

という部分が気になると思います。

もちろん長さは重要です。

しかし、美容師としてそれ以上に大切にしたいのが、

「ボブになった自分がどう見えたいのか」

ということです。

同じボブでも、前髪の有無、顔まわりの作り方、毛量、シルエットなどによって印象は大きく変わります。

かわいらしく見せるボブもあれば、大人っぽく見せるボブもあります。

だからこそ今回のお客様の場合は、最初に「幼く見えるのは嫌」という気持ちを大切にしました。

今回のお客様のBefore|毛量と乾燥がポイント

今回のお客様の髪を確認すると、毛量が多く、乾燥も気になる状態でした。

この2つは、ボブにするときにしっかり考えたいポイントです。

毛量が多い髪をそのまま短くすると、髪質やカットの仕方によってはボリュームが出すぎてしまうことがあります。

「短くしたら楽になると思ったのに、広がってしまう」

これでは、今回の「乾かすだけでまとまるようにしたい」というご希望から離れてしまいます。

また、乾燥している髪は毛先がパサついて見えたり、まとまりにくく感じたりする原因にもなります。

そこで今回は、

「大人っぽく見えるデザイン」

「毛量へのアプローチ」

「乾燥へのケア」

この3つを考えながら施術しました。

幼く見せないために前髪を作らないボブをご提案

今回のポイントの一つが前髪です。

前髪は作らず、分けるスタイルにしました。

もちろん、前髪があると必ず幼く見えるということではありません。

顔立ちや全体のデザインによって似合うスタイルは変わります。

ただ今回のお客様の場合は、ご本人が「幼く見えるのは嫌」という明確なご希望を持っていました。

そこで前髪を作らず、自然に分けて流せるデザインを選択。

さらに、ただ長い前髪を残すのではなく、流したときに形になりやすいようにカットしています。

顔まわりは印象を左右する大切な部分

ボブというと後ろの長さに目が行きやすいですが、実は顔まわりも非常に重要です。

人から見られるときも、自分が鏡を見るときも、顔まわりは自然と目に入ります。

今回のように大人っぽさを残したい場合は、前髪や顔まわりが自然に流れるようにすることで、すっきりした印象を作りやすくなります。

「ボブにしたいけど、かわいくなりすぎるのは違う」

そんな方は、前髪や顔まわりまで含めて美容師に相談してみるのがおすすめです。

毛量が多い方のボブは「量の調整」も重要

今回のお客様は毛量が多かったため、量もしっかり調整しました。

ボブにするとき、

「毛量が多いから、とにかくたくさんすけばいい」

というわけではありません。

量を減らす場所や残す場所を考えることが大切です。

ボブらしい形を残しながら、日々の扱いやすさにつながるように調整していきます。

今回のお客様の願いの一つは、

「ドライヤーの時間を短くしたい」

ということ。

毎日のことだからこそ、これはとても大切です。

美容室でキレイに仕上がったその日だけではなく、次の日から自分で髪を扱うときに楽だと感じられるか。

そこまで考えるのが大切だと思っています。

「乾かすだけでまとまる」に近づけるために

朝、毎回時間をかけてアイロンをする。

スタイリング剤を何種類も使う。

もちろん、スタイリングを楽しみたい方ならそれも素敵です。

でも今回のお客様が求めていたのは、

「乾かすだけでまとまる髪」

でした。

だからこそ、普段のお手入れをできるだけシンプルにできることを考えています。

カットで扱いやすいベースを作り、毛量を調整する。

そして、もう一つ重要なのが髪のコンディションです。

乾燥してまとまりにくい髪にはホームケアも大切

今回のお客様は、乾燥も気になっていました。

カットで毛量や形を整えても、髪そのものが乾燥していると、まとまりにくさを感じることがあります。

そこで今回は、乾燥とまとまりの両方を考えて、クエンチのシャンプー・トリートメントをおすすめしました。

美容室でキレイにするだけではなく、その状態をご自宅でも維持しやすくする。

これもヘアスタイルを楽しむために大切なポイントです。

なぜクエンチをおすすめしたのか

今回の商品選びで考えたのは、お客様が実際に困っていることです。

「乾燥する」

「まとまりにくい」

この2つが大きなポイントでした。

だからこそ、今回のお客様には乾燥とまとまりをケアする目的でクエンチをご提案しました。

商品は、人気だからという理由だけで選ぶのではなく、

「そのお客様が何に困っているのか」

「どんな髪になりたいのか」

から逆算して選ぶことが大切です。

仕上がりは「すっきりした」「ドライヤーが楽そう」

バッサリカットを終えたお客様からは、

「すっきりした」

「ドライヤーが楽そう」

という感想をいただきました。

人生初のボブ。

切る前は、幼く見えないかという不安もありました。

だからこそ大切なのは、ただ短くすることではありません。

「なぜボブにしたいのか」

「どんな自分になりたいのか」

「逆に、どんな髪型にはなりたくないのか」

そこまで共有してからカットすることで、目指すスタイルが見えてきます。

バッサリカットで不安になるのは自然なこと

長く伸ばしてきた髪をバッサリ切るのは大きなイメージチェンジです。

楽しみな反面、

「似合わなかったらどうしよう」

「幼くなったら嫌だな」

「毛量が多いけどボブにできるかな」

「広がらないかな」

「朝のセットが大変にならないかな」

と、いろいろ考えてしまうと思います。

特に人生初のボブなら、完成した自分を想像しにくいのも当然です。

だからこそ、最初から「この髪型にしましょう」と決めるのではなく、お客様が何を不安に感じているのかを聞く時間が大切です。

「ボブにするか決めていない」状態でもご相談ください

美容室に行く前に、

「絶対にボブにする」

と決めておく必要はありません。

迷っているなら、その迷っている気持ちも含めて教えてください。

「バッサリ切りたい気持ちはあるけど勇気が出ない」

「短くしたいけど幼く見えるのは嫌」

「毛量が多いからボブにできるかわからない」

「毎日のドライヤーをもっと楽にしたい」

こうした気持ちは、スタイルを決めるための大切な情報です。

美容師側から見ると、髪質や毛量、顔まわり、普段のお手入れ方法など、さまざまな要素を確認して提案することができます。

大人っぽいボブは「なりたい自分」から考えましょう

「ボブ」という一つの名前の中にも、さまざまなデザインがあります。

前髪ありなのか、前髪なしなのか。

丸みをどのくらい出すのか。

顔まわりをどう作るのか。

毛量をどのくらい調整するのか。

同じ長さでも、こうした違いによって印象は変わります。

だから、

「ボブにしたい」

だけではなく、

「大人っぽく見せたい」

「乾かすだけでまとまるようにしたい」

「毎日のドライヤーを楽にしたい」

といった、ボブにした「その先」の理想もぜひ聞かせてください。

バッサリ切りたいけれど迷っている方へ

髪を短くすることはできます。

でも、一度切った長さはすぐには元に戻りません。

だからこそ、人生初のバッサリカットなら、しっかりお話をしてから決めていきたいと考えています。

今回のお客様のように、

「幼く見えるのは嫌」

「毛量が多い」

「乾燥してまとまりにくい」

「ドライヤーを楽にしたい」

という方も、その悩みや理想に合わせてスタイルを考えていきましょう。

バッサリカットしたいけれど悩んでいる方も、ぜひ一度お話を聞かせてください。

「切るか、切らないか」から一緒に考えても大丈夫です。

毎朝鏡を見たときに「この髪にしてよかった」と思えるようなスタイルを、一緒に探していきましょう。